マルヤナギ(株式会社マルヤナギ小倉屋)

夢工場実現への強烈な願望

厳しい作業が楽しくなる不思議な現場

工場従業員

もう30年以上前の話になりますが、マルヤナギに入社した私は工場に配属されました。その工場は、釜の温度と蒸気でとても暑く、また重いものを持つので作業は過酷でした。
その中で先輩たちの叱咤激励を受け、「厳しい現場」というのが当初の実感でした。でもなぜか、みんな楽しそうにしている不思議な工場でした。そんな私も、しばらくするとみんなの「楽しい」理由がわかるようになってきたのです。

お客様の声が元気をくれる!?夢の工場

社外の人との会話で、「あの会社で、あのおいしい佃煮を炊いているの?ほんまにおいしいな。ご飯ばっかり食べてしまうわ!」、そんな言葉を聞いてから「私はこれ作ってるねん」とよく話すようになりました。
会う人会う人から、「おいしい佃煮ですね」と言われると、やはりうれしく、誇らしく感じました。
また作業中にそんな言葉を思い出すと、自ずと元気が出てくるのです。厳しい工場でしたが、自分が居て心地のよいところ“夢工場”と思い始めました。

お客様のために本当の夢工場の実現へ

それから、創業者の指導を受け、この工場を本当の夢工場としていく願望を強く持つようになってきました。創業者は、仕事の成果を聞くとき、お客様の視点の話をよくされました。工場が求められている直接の目標値は、製品のバラツキや歩留り、時間当りの包装数、生産効率等でしたが、みなお客様のために必要な数字だと教えていただきましたが、現状の設備のままでは、夢工場になれないことを感じました。今の設備ではなく、または使い方を変えて、別々の機械設備を組み合わせて、拡大させて、縮小させて…、夢の実現に向け、私たちのチャレンジが始まりました。

さらに大きな夢に向かいなお続く挑戦

工場従業員

日帰りで東京の食品工業機械展にも何度も出かけました。多くのヒントを仕入れては、挑戦する毎日。失敗を許容して次のエネルギーを開花させる風土が夢への道を広げてくれました。佃煮の自動計量化を目指して、何年にもわたって何度も試行錯誤を繰り返してとうとう夢を実現したことや、佃煮のおいしさはどこから来るのか、創業者の助言を受けながら、来る日も来る日もチャレンジ。
そうして、暑さに悩むこともなく安定した品質を提供できる夢の製法「真空含浸低温浮かし炊き製法」の考案に没頭した日々は、まさに業界初、世の中に無いものへの素晴らしい挑戦でした。

真空含浸浮かし炊き製法考案時の試験機は20年以上の歳月を経て、今も大門工場の一角で現役で使われています。

工場では、より大きな夢に向かって常に、挑戦・惨敗・挑戦・惨敗・挑戦の繰り返しです。現在も、お客様みなさんに本当に喜んでいただける商品作りのために、夢工場へのチャレンジは続いています。

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